






言葉 児玉由紀子さん、絵 安藤智さん、
デザイン 角谷慶さんの三人による作品集。
生活に染み込む言葉と絵、
手に馴染む柔らかさと大きさ、
外歩きにも安心のビニールカバーとその下の薄紙、
黄色、水色、桃色、草色の紙の色、
楽しさと優しさに溢れた小さな本です。
個人的な話で恐縮ですが、
私(横)はこの本に出会ってから
この本を開かない日はありません。
朝が来たらカーテンを開けるように、
朝が来たらコーヒーを淹れるように、
朝が来たら鉢植えに水をやるように、
朝が来たらこの本を開きます。
散歩中にマスクの下で鼻歌を歌うように、
仕事中にこっそり飴を舐めるように、
公園でブランコを揺らしてみるように、
いつでもどこでもこの本を開きます。
この本を開く時間をあなたにお届けできることは
私たちにとってこの上ない喜びです。
本屋をやっていて本当に良かったです。
【新品の本】
書名:新しい日の真ん中に
著者:児玉由紀子
絵:安藤智
デザイン:角谷慶(Su-)
協力:高橋和也(SUNNY BOY BOOKS)
:吉川祥一郎(blackbird books)
発行:2020年3月
100×160mm 本文44p