




【新品の本】
書名:いのちはのちのいのちへ 新しい医療のかたち
著者:稲葉俊郎
発行人:前田哲次
編集人:谷口博文
:アノニマ・スタジオ
発行:KTC中央出版
印刷・製本:シナノ書籍印刷
発行:2020年7月5日 初版第1刷
“型破りな医師が問いかける
「いのち」というフィロソフィー”
「医師」という枠では収まらない元東大病院医師、稲葉俊郎氏。「対話」や「場づくり」をキーワードに、従来の病院のあり方や病気の考え方だけでは解決しない、補完し合う存在としての「新たな医療」や私たち自らが関わっていく「医療的な場」とはなにかを考えます。
▼ 編集者のおすすめポイント
西洋医学のみならず伝統医療や民間医療などに広く精通し、音楽や芸術など、医療と異分野との取り組みを積極的に行う著者。東京から軽井沢へと拠点を移し、医師として、地域医療と密接に関わっています。提唱するのは、一生というスパンのなかで「健康」や「病」、「いのち」を捉えること、そして「感覚」を開くことの重要性。これから必要な「医療」とは、誰もが主体的に関われる「場」であり、「開かれた対話」だと説きます。医療は孤立した存在ではなく、私たちの生活をとりまくすべてに関わるもの―—私たちの「新しい場」を考える一冊です。
▼著者略歴
稲葉俊郎(いなば・としろう)
1979年、熊本生まれ。医師。東京大学医学部付属病院循環器内科助教を経て、2020年4月より軽井沢病院の総合診療科医長、信州大学社会基盤研究所特任准教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員、東北芸術工科大学客員教授に就任。山形ビエンナーレ2020では芸術監督も務める。医療の多様性と調和への土壌づくりのため、西洋医学だけではなく伝統医療、補完代替医療、民間医療も広く修める。未来の医療と社会の創発のため、伝統芸能、芸術、民俗学、農業など、あらゆる分野との接点を探る対話を積極的に行い、講演・勉強会なども各地で行っている。音楽、絵画などにも造詣が深く、さまざまなジャンルにおいて医療との接点を模索。共著に『見えないものに、耳をすます』(アノニマ・スタジオ)、著書に『いのちを呼びさますもの ―ひとのこころとからだ―』(アノニマ・スタジオ)、『ころころするからだ』(春秋社)、『からだとこころの健康学』(NHK出版)。
同著者の関連書籍もぜひお楽しみください。
▼ 『いのちを呼びさますもの ひとのこころとからだ』
https://booksitoito.stores.jp/items/6599cd623097d73778051135
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