








【新品の本】
書名:歌集 牧野植物園
著者:渡辺松男
発行者:田島安江
発行所:書肆侃侃房
DTP:黒木留実
印刷・製本:モリモト印刷
第1刷発行:2022年6月
ー版元サイトよりー
「閉ぢられてある鏡にて白鳥は漆黒の夜をわたりの途中」
記憶を歌にする。ますます研ぎ澄まされていく渡辺松男の歌は限りなく清明で美しく生命溢れる。第73回 芸術選奨文部科学大臣賞 受賞!
【収録歌より】
土佐の牧野植物園へ飛ばしたり日差しとなりてわたしのからだ
団子虫のやうなる涙吊るすときここから俺は号泣をする
皺くちやの細目の奥のかなしみのその奥のおく虚空燦燦
【著者プロフィール】
渡辺松男(わたなべ・まつお)
1955年、群馬県伊勢崎市生まれ。前橋高校を経て東京大学文学部卒。歌集に『寒気氾濫』『泡宇宙の蛙』『歩く仏像』『けやき少年』『〈空き部屋〉』『自転車の籠の豚』『蝶』『きなげつの魚』『雨る』。句集に『隕石』。
現代歌人協会賞、ながらみ現代短歌賞、寺山修司短歌賞、迢空賞を受賞。「歌林の会」会員。
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